Fuji:
まいど。
次の本が熱い!中国やインドの成長が我々の想像を超えている。
「世界を動かす諸費者たち- 新たな経済大国・中国とインドの消費マインド」
マイケル・J・シルバースタインほか (著)
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Alp:
うそでしょ?テレビや新聞では、中国は崩壊寸前らしいよ?!
Fuji:
中国国民の信任を得て誕生したわけではない中国共産党だから、崩壊するか否かなど、おれらには正直わからない。
党の存続と、日本人のビジネスは別の話。
本当に日本がモノを売りたい国は、可哀想だが政府破綻寸前とか言われるアメリカではなく、中国やインドだ。サルでもわかる。
Alp:
ウッ キャ~(#^=^#)
この本の9ページにも、調査データが載っている。
Fuji:
日本の人口:1億3000万人
中国の人口:13億人
インドの人口:12億人
世界の人口:73億人
アルプ君、中国とインドの人だけで、世界全体の34%以上!
3人に1人が中国人かインド人だ。
Alp:
これらの国の所得が3倍になり、2020年に出現する巨大市場で、日本もがんばらないとやばいね。(#^.^#)
Fuji:
インドは、投資する海外の多国籍企業を積極的に招き、ほとんどの産業部門で外国企業のインドへの直接投資を解禁か。
時代は進むなぁ。
最後に、次の箇所が印象的だったよ。
「調査からは、多くを持つ者が貧しく脅かされていると感じるのに対して、ほとんど持たない者が豊かだと感じているというパラドックスの一つが浮き彫りになる。」
Alp:
なんだかわかる気がする。
株や国債などで儲けて多く持つ者は、実際はコンピュータの中のお金であって、現金をどれだけ持っているかが肝心なんでしょ?
Fuji:
ま、これからは、ほとんど持たなかった者も豊かになれる。
自動車、エレクトロニクス、農業など、様々なビジネスの中で、日本のメリットは「品質」だから、IT(情報技術)を駆使して儲かる仕組みづくりが必要だと思う。
Alp:
本ブログのタイトルに「消費者をナメる企業は地獄いき!?」なんて書いたけど、見た人はびっくりされるのでは?
Fuji:
この本は、日本のビジネスマンも、しっかり読むべきと思った。
現地の生々しい声、著者の鋭い観点が読者に訴えられていて、訳者の表現力も素晴らしいと思う。
Alp:
京都に住む我々も、目前にせまる世界34%の人々の、2020年以後のニーズを座視できないね。
反日or反中などメディアを眺めているだけではダメと思った。
たとえば、2020年以降も多国籍企業のAmazonなどは大成功を続けそうだし、日本のビジネスも変わらざるを得ないよね。
家電ならソニやシャープもがんばってほしい。
ではまたね