■こころ〜レ・ミゼラブル「正しいと思っている時だけ、人は憤慨する」~傲慢さは破滅の元^-^;〜ヤマト運輸事件 YouTubeのチェーンソー男には笑えたな〜^-^


Fuji:
富士です。YouTubeの チェーンソー男に笑えたな~(^^)

チェーンソーを使って、ヤマト運輸の 従業員を脅した、トラック運転手27歳を逮捕した。(2017年1月5日)

Alp:
最初、男の 父親がお金がないと言って、ヤマト従業員は返ったが、その息子が逆ギレして運送業者をチェーンソーで脅した事件。

★ YouTube – ヤマト運輸 チェーンソー振り回し男

本人は、パフォーマンスのように YouTube に流してるけど、運送業者にはかなり迷惑だね〜。

だって従業員は、お客様に迷惑をかけたら首だし。

Fuji:
この YouTube を見て、レ・ミゼラブルを思い出した。

Alp:
富士さんは、やっぱり変な人だ。^^;

Fuji:
レ・ミゼラブルは、ヴィクトル・ユーゴーの1862年の作品。
新潮文庫 第1巻の 132ページ が面白い!

パンを1つ盗んで監獄に入ったジャン・バルジャンは、
「怒りというものは、狂気じみて、不条理かもしれない。不当に腹の立つこともある。
しかし心のどこかで正しいと思っているときだけ、人は憤慨する。
ジャン・バルジャンは憤りを感じていた。」
と、自分が逮捕されるかたちで、不当に社会から罰せられたと感じたことに憤りを感じた。

Alp:
なるほどー(^^)

怒っている人は、必ず、自分が正しいと思っている。

Fuji:
そうだよ。ジャン・バルジャンは貧しくてパンを盗んだだけだった。

27歳のチェーンソー男も、最初は自分は正しいと思って、チェーンソーを振り回した。

結果、逮捕された。

ポイントは、心に「油断」があると失敗すること。^^;

人はなるべく「謙虚」に生きないと、「傲慢」な心から「油断が生まれる。

今回は、逮捕という結果になって、ジャン・バルジャンのように刑務所の中で憤っているかも。

Alp:
ジャン・バルジャンの場合は貧しいから可哀想。

一方、27歳で逮捕されたチェーンソー男は、まるで平家物語(鎌倉時代は1185年~1338年)の「驕れる者は久しからず」だね。

傲慢→油断→破滅

大事なことは、世の中で対話し協力しながら、孤立せず、傲慢にならず、仕事とか勉強することかな。

Fuji:
偉いね!(*´﹀`*)

もっとハッキリ言えば、ヤマト運輸の従業員のような「犠牲者」が出ない生き方が出来るがどうかだ!

他人が死のうが破産しようが、自分さえ良ければいいという強欲な生き方は(例えば戦争やテロとか極端なバクチ打ちとか)、その傲慢な気持ちから
・傲慢→油断→破滅
という流れが、春の夢のように過ぎ去る。

平家物語だ。
「おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。」
生命の悪い傾向性だね。

Alp:
平家物語って、源氏が平家を壇ノ浦の戦いで滅ぼしたんだね。

源氏や平家は、元々は天皇家なんでしょ。

清和源氏とか村上源氏、桓武平氏とか。

Fuji:
歴史の長い日本に住む、心の優しい日本人なら、誰でも知っている傲慢さと油断の怖さ。

歴史が比較的短いアメリカという国も、テロや暴動がかなり多いと聞くから、この点を知ってもらいたいな。

トランプ新大統領なら大丈夫かも。(^^)

最後に、人生は、①自分の目標や大切なことは絶対に見失わない、②なるべく失敗しない、という事も大切だと思ったな。

みんな、チェーンソーなんか振り回しちゃだめだぞ~(⌒∇⌒)