■政経〜トランプ大統領が誕生!アメリカとイギリスは非グローバル化に戻り、中国ではグローバル化が進む!~人は何のために生きているのだろうか?


Fuji:
富士です。こんばんは。かなり寒いですね。
京都は例年になく、毎日雪が降ったりやんだり。(^^)

トランプ大統領が先週金曜日に大統領演説をおこないました。
正直言って嬉しい。(^^)

ところで、今朝の日経新聞に、
・「米英とも2国間協定の自由貿易協定(FTA)に意欲を示す。」とありました。
グローバル化を加速させるTPPも、トランプ大統領はTPP離脱のための大統領令に署名しました。「永久に離脱」だそうです。

さらに
・「非民主主義の中国がグローバル化の盟主を気取る。」
という話。次の意味、わかる?
中国=共産主義=グローバル化=新自由主義=唯物

Alp:
何となく分かる気はするよ。2国間協定は?

Fuji:
2国間協定は日本にとって要注意だが、また別の機会に話そう^^;

まず基本の哲学、「唯心論」と「唯物論」の違いだ。

Alp:
そんなの聞いたことない。めんどい感じ^^;

Fuji:
だろな〜^^; 覚えてしまえば簡単。

中江兆民は、日本は無哲学の国だと指摘したそうな。

だが、日本も無哲学で済む時代じゃない。時代遅れは最後が悲惨だし。

Alp:
イミフ^^;

そもそも、哲学って何?

Fuji:
ま、なんと言うか・・^^;
自分がどうしても譲れない、大切な主義・主張が哲学だと思う。

唯心論「心」が中心で西洋的。だから「道徳」を重んじる。
だけど、道徳で世の中がまとなるはずがない。

唯物論「モノ」が中心
物を満たせば上手くという哲学。
物を国有化するのは共産主義だね。

共産主義は、資本主義の行き過ぎを止める役割を期待する人も多いが、失業率は高そう・・

Alp:
共産主義では、人は働かなくなるんでしょ。
家だって国から与えられる。

けど、たとえば共産主義の中国では、家は所有できなくて、政府の都合で強制移住させられることもあるね。

Fuji:
つまりこうだ。

唯心論=「道徳」「心」の世界=資本主義
唯物論=「モノ」の世界=共産主義

Alp:
わかった!

金融などでグローバル化を目指した米英は、テロの拡散や格差問題のため、「モノ」から心」の世界に戻って行く。

一方で、中国等は相変わらず「モノ」の世界だから、グローバル化は進められる。

Fuji:
その通り!
グローバル化は、金融や物を自由に移動できるようにする世界。

だから、グローバル化とかグローバリズムというのは、共産主義の生まれ変わりなのだよ!

ポイントは次のようになる。

唯心論=資本主義
唯物論=共産主義=グローバル化=新自由主義

Alp:
つまり、日経新聞の
・「非民主主義の中国がグローバル化の盟主を気取る。」
は、中国では当たり前で、「モノ」を優先する哲学なんだね。

Fuji:
一方、中道主義がある。

中道主義は、唯物論的唯心論とか、唯心論的唯物論と言われる。
要するに唯心論と唯物論の中間だね。

つまり、心(道徳)だけ、モノだけ、という哲学ではなくて、心とモノは切り離せないという生命世の中の考え方だな。

Alp:
ちょっと待って。人って、何のために生きているんだろ?

Fuji:
何のために生きているのか?

答えは、幸福になるためだと思う。人は、自分が何のために生きてるのかと考えること自体、幸せを求めているんだ。

だからこそ、考え方が唯物論や唯心論に偏らないことが大切。

アメリカは、奇しくも立派な大統領が生まれたということだ。
トランプ氏の背後で支える善意の人達は、新しい道を進むから、今後も大変なご苦労だろう。

明日も寒いから、みんなインフルエンザに気を付けようネ!
京都は中学校でめっちゃ流行りだしたよ。

 では またね。